背景と目的

量子コンピュータは、実用化されれば従来のコンピュータをはるかに凌駕する計算能力を持つと見込まれています。近年、研究開発が活発になっておりますが、今後は実用に向けた量子ソフトウェアの研究開発も重要になります。
当社では、ソフトウェア領域において、量子コンピューティングの実用化に貢献するための研究開発を行っています。

将来構想

量子コンピュータが実現するであろう究極のリアルタイムシステムを社会に適用すべく、ゲート型量子コンピュータを中心に、アプリケーションソフトウェアや量子アルゴリズムの他、量子コンピュータのクラウド環境等を対象として研究開発を進めています。将来的には、当社の得意とする事業分野であるロボット、AI、宇宙、デジタルツイン等への融合を目指します。

研究開発内容

1. 画像処理・点群処理への応用研究

画像処理、点群処理分野において量子コンピュータを活用するための手法の研究を行っています。 

2. クラウド環境の研究開発

世界中の研究者やエンジニアが利用するにあたって、量子コンピュータのクラウド環境が備えるべき機能の研究開発を行っています。