リアルタイム技術とは「時々刻々と変化する外界と密接な相互作用を持ったコンピュータシステムを開発する技術」です。科学衛星やロボットのように、センサーが捉えた情報を入力とするシステムの開発を、セックは得意としています。
センサーからの入力は、突然発生したり、集中したり、どんな順序で発生するか予測できず、再現性がありません。
このような入力に対して、瞬時に応答し、24時間連続で動き、再現性がない事象であってもトラブルを解析できる、高度な信頼性が求められるシステムを設計する技術が、「リアルタイム技術」です。
1. リアルタイム技術の適用先は先端分野
リアルタイム技術は、サイエンスを支えるシステムエンジニアリング技術であり、その適用分野は必然的に先端分野です。
2. リアルタイム技術は普遍的
創業当時はダムや電波望遠鏡の制御システム、現在では車両自動走行にロボットと、時代の進化とともに、リアルタイム技術の適用先はますます拡大しています。
3. リアルタイム技術は高品質・高信頼性
リアルタイム技術は信頼性の高いシステムを設計できる技術でもあります。社会の基盤を支えるシステムに、より一層の信頼性が求められる時代、そのニーズに応えます。
セックは、1970年の創業以来、コンピュータシステムの普遍的な設計技術である「リアルタイム技術」を中核としています。
この「リアルタイム技術」が必要とされる分野で、「社会の安全と発展」に貢献する分野が、当社の事業分野です。社会基盤システムと宇宙先端システムの2つの創業来の事業分野に、時代の変化とともに、新しい事業分野が加わっていきました。
これからも、セックの事業分野はますます拡大していきます。
ソフトウェアビジネスは人間力が競争力の源泉です。社員の質が会社の質を決め、社員の成長が会社の成長につながります。当社の人材育成方針は「プロフェッショナル化」です。ソフトウェアの素養のある基礎能力の高い学生を新卒で採用し、未経験からプロの人材へと育成します。変化の速いソフトウェアの世界に対応できる揺るぎない基礎と、高品質なソフトウェアを開発するためのノウハウを徹底して教育し、チャレンジのしがいのある質の高い仕事を通して社員の成長につなげます。オープンマーケットで評価される優秀な人材がセックには溢れています。
セックは「QCD(品質・価格・納期)を窮め、I(イノベーション)で飛躍する」をビジネスコンセプトとして、お客様中心ビジネスを推進しています。
新しい何かNew Element を常に先回りして準備し、New System の実現につなげることで、お客様満足度を追求しています。このNew Element を予測し、供給する活動が、研究開発です。