2022年07月19日
株式会社セック
株式会社セックは、アダプティブコンピューティング研究推進体(ACRi)主催の「第9回ACRiウェビナー」(2022年7月26日 17:30~19:00)において、FPGAでのAI活用に関する技術解説を行います。
第9回ACRiウェビナー:FPGAによるアクセラレータ開発のツボ
「Vitis-AI を用いて自分のデータで学習・推論」
https://acri.connpass.com/event/251522/
本ウェビナーでは、FPGAでDeep Learningを動作させるためのライブラリである「Vitis-AI」(Xilinx社提供)を用いて、自分のデータで学習させたモデルを元に、FPGA 上で推論を動作させるまでの手順とその操作の内容について解説します。
FPGA(Field Programmable Gate Array)とは、プログラム可能な集積回路です。通常、コンピュータシステムには演算装置としてCPU(Central Processing Unit)が用いられますが、CPUの回路構成そのものに柔軟性はなく、動作させるソフトウェアで柔軟性を確保しています。これに対し、FPGAは回路構成そのものを利用者が変更(プログラム)することが可能で、並列的な計算処理により、CPUと比較して高速な処理が可能です。
プログラム可能で高速な演算装置としてGPU(Graphics Processing Unit)がありますが、FPGAは消費電力が少なく、ロボットや自動車、宇宙機など消費電力の制約が想定される環境において、GPUよりも優位性を有しています。
NEDO「高効率・高速処理を可能とするAIチップ・次世代コンピューティングの技術開発」の委託先に採択されました(2022年4月25日)https://www.sec.co.jp/ja/ir/news/auto_20220422526036/pdfFile.pdf
[2022年3月15日開催] ACRiウェビナーにて 高位合成によるFPGA実装について技術解説を行います(2022年2月28日)
https://www.sec.co.jp/ja/news/news-1787497899835050751.html
ソフトウェア技術者向けFPGA技術解説書「高位合成によるFPGA回路設計」を執筆しました(2022年2月28日)
https://www.sec.co.jp/ja/news/news-9126254554799037514.html
ACRiウェビナーにて「オープンソースからの高位合成によるORB-SLAM FPGA実装」について講演します(2021年1月15日)
https://www.sec.co.jp/ja/news/news-1817849747043778612.html
計測自動制御学会システムインテグレーション部門講演会(SI2019)にて「高位合成によるORB-SLAMのFPGA実装の最適化」について論文発表します(2019年12月10日)
https://www.sec.co.jp/ja/news/news-7519691041690322335.html
ロボティクス・メカトロニクス講演会2019にて「高位合成によるORB-SLAMのFPGA実装と評価」について論文発表します(2019年5月22日)
https://www.sec.co.jp/ja/news/news6727927020842510253.html
ロボティクス・メカトロニクス講演会2018にてFPGAとRTミドルウェアの連携に関する論文発表を行います(2018年5月18日)
https://www.sec.co.jp/ja/news/news8057542485210458884.html
九州工業大学と「知能処理の回路化とロボットプラットフォームへの適用」について共同研究を開始します(2017年5月1日)