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入社理由

学生時代は、生物学を専攻。研究テーマは、お茶になぜカフェインが含まれているのか、
二次代謝産物の生理的意義を研究していました。そんな研究をしていたこともあり、就活では農業などの第一次産業に貢献できる会社を探しました。第一次産業は担い手が減少傾向にありますが、もっとビジネスとして発展させる必要があると思ったんです。また、自分自身が視力が悪いこともあり、障がいがある方や高齢の方が安心して幸せに暮らせる社会づくり、福祉業界にも興味を持ちました。こうした社会課題を解決するにあたり、ソフトウェアを通じたアプローチに大きな可能性を感じ、「社会の安全と発展のために」というセックの企業理念に共感して入社しました。

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仕事のやりがい

入社後は、船の操船を支援するシステムの開発を担当。船にはクルーザーのほかに、防衛や警備用艦艇、第一次産業関連でいえば漁業に使われる漁船もあります。この操船支援システムは、各種センサーから得られるデータをUI上に表示するシステムで、操舵者の判断や意思決定をスムーズにすることが目的です。大変だったのは、多数のセンサーや社外システムとの連携。お客様先でしかできない試験では大雪などの天候に左右され、事前準備を徹底する重要性を学びました。お客様との関係が長く深くなるにつれて、仕様を提案し採用されるケースも増えており、やりがいを感じていますね。最近は、操船支援にとどまらず、完全自動の無人艇のシステム開発にも携わっています。これらのソフトウェアが、事故の予防、安全な運航の一助となればと思います。

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夢や目標

やはり、農業や社会福祉への貢献です。もっと農業を体系化されたビジネスとして発展させ、日本が農業大国としての価値を発揮できるように支えたい。また、障害のある方々がハンディキャップを補える仕組みづくりをしたい。ロボット技術で歩行が困難な方をサポートしたり、ウェアラブルな端末を使って、聴覚や視覚に障がいがある方がスムーズに生活や会話ができるような、誰もが生きやすい社会を目指したい。ソフトウェアの力やロボット技術によって、そんな未来が実現できると信じています。