高品質なリアルタイムソフトウェアを提供し、お客様や社会の課題を解決するためには、社員ひとりひとりがプロのエンジニアでなければなりません。エンジニアをしての誇りを持ち、日々の仕事を通して自己実現を叶えている当社エンジニアをご紹介します。

先端領域でこそ大切なのは、

地道な「プラスα」の積み重ね。

先端領域でこそ大切なのは、
地道な「プラスα」の積み重ね。

開発本部第六開発部
テクニカルマネジャー

ロボット、AI、環境エネルギー分野。入社以来、さまざまな先端領域に挑戦してきました。なかでも思い出深いのは、ロボットの遠隔操作システムのプロジェクトです。これまで積み上げてきた知識と経験、その全てを注ぎ込んだ提案でした。結果、お客様に大変喜んでいただき、別のロボットテーマや環境分野についても追加のご相談が。「セックさんに任せておけば安心です」のひと言は、なにより嬉しかった。

常に心がけているのは、「プラスα」の価値を提供すること。新しい気づきをもたらす。期待以上の成果を出す。私自身、そんな人に「次もお願いしたい」と思うし、お客様もまた、同じ気持ちで私やセックを見ていると思うんです。

やりたいことは、全部やる。
前例のない挑戦を、楽しみながら。

やりたいことは、全部やる。
前例のない挑戦を、楽しみながら。

開発本部第六開発部
プロジェクトマネジャー

宇宙、ロボット、AI。これらすべてに関われそうな会社は、他には見つからなかった。これがセックに入社した理由です。実際に、やりたかったことにはすべて携われていますし、その後もブロックチェーン、量子コンピューティングなど次々と新しいことに挑戦もできています。

 

その中で、NASAやJAXAでの仕事もあり、「新しいことをやるとたいてい苦労もするし恥もかくが、チャレンジすることでしか得られないものがある」ということも学べました。枯れた技術から先端技術まで、ソフトウェアだけでなくシステム全体をトータルコーディネートできるのがセックの強み。前例のない挑戦を楽しみながら、社会課題の解決に貢献し、世の中をもっと便利でより良いものにしていきたい。今は、量子コンピューティングをもっと身近にするという構想を温めています。

FPGAの技術書を執筆。
お客様の教材になっていて、
嬉しかった。

FPGAの技術書を執筆。
お客様の教材になっていて、
嬉しかった。

開発本部第七開発部
プロジェクトリーダ

私のキャリアにおけるひとつの成果は、FPGAに関する技術書の執筆です。FPGAとは、現場でプログラミングして機能を変更できる集積回路を指します。研究プロジェクトにアサインされた当初は、あまりに技術難度が高く、試行錯誤の連続でした。最終的には、FPGA上で機械学習を動作させることに成功し、ノウハウを蓄積。案件のご相談をいただけるまでになり、技術書の執筆・出版へとつながりました。

 

驚いたのは、その後、別のFPGA関連業務に携わったとき。お客様が使用されていた教材が偶然にも、私が執筆した書籍だったんです。「いくつか読んだ中で、一番わかりやすかった」という感想をいただき、とても嬉しかったことを覚えています。

ソフトウェアと
私の「得意」を掛け合せれば、
異分野間の架け橋になれる。

ソフトウェアと
私の「得意」を掛け合せれば、
異分野間の架け橋になれる。

開発本部第三開発部
プロジェクトリーダ

ISS船内のドローン型ロボット「Int-Ball2」。そのソフトウェア開発は苦労の連続でした。立ちはだかったのは、宇宙やロボットの特殊な技術。それだけに無事、宇宙へと送り出せたときは感無量でした。一番の収穫は、さまざまな技術を身につけ、お客様のご要望に応えられる範囲が広がったことです。実際、ロボットを通して学んだハードウェアの知識が、全く異なるIoT関連のプロジェクトでも役に立ちました。

 

この経験から、自分は異分野間の架け橋になれるのではないかと考えるようになったんです。大学院まで専攻していた「生物」。教職課程や学芸員課程を通して学んだ「教育」。これらの得意分野をさらに伸ばし、ソフトウェア領域と掛け合わせれば、きっと新しい価値を生み出せる。そんな未来を思い描いています。

夢を叶えさせてもらった。
今度は私が、夢を応援する番です。

夢を叶えさせてもらった。
今度は私が、夢を応援する番です。

開発本部第四開発部
プロジェクトリーダ

この会社で、やりたいことをいくつも実現してきました。やはり一番は、宇宙に携わるという夢です。打ち上げ前の最終試験は忘れられません。宇宙機から地上に送られてくるデータが、私が開発したシステム上にパッと表示された瞬間。感動のあまり、思わず「わー!」と叫んでいました(笑)。後日、お客様からも高い評価をいただき、最も記憶に残るプロジェクトとなりました。

 

プライベートでは、二度の出産を経験したことです。職場復帰も育児との両立も、簡単ではなかった。それでもどうにか第一線でやってこられました。望みを叶えるたびに思うこと。それは、手を差し伸べてくれた方々のありがたみです。今度は私が、野心のある若手を応援したい。安心して一歩を踏み出せる土台をつくることが、今の私の夢です。

世の中を面白くするために。
まずは、自分が面白がる。

世の中を面白くするために。
まずは、自分が面白がる。

開発本部第三開発部
プロジェクトマネジャー

宇宙への好奇心から、大学では航空宇宙流体を専攻。就職活動でも「宇宙」をキーワードに会社を探し、セックにたどり着きました。入社後も、「世の中を面白くしたい」という思いを軸に活動。有志で集まりMR(複合現実)について勉強するうち、米マイクロソフト本社に招かれ、研修を受講することに。会社も「どんどんやれ!研修費も機材費もすべて負担する。いつか仕事につながればいいから」と、背中を押してくれて。とても刺激的な体験でした。

 

その後、マイクロソフトのMixed Reality パートナーに認定され、ついにはJAXAとの共同研究へと発展。自分が面白いと思うことを追いかける。それが、セックの事業をつくり、世の中を面白くすることにつながる。だから今後も、仕事はとことん楽しむつもりです。

お客様の困りごとも、
全国の人々の困りごとも、
解決する仕事。

お客様の困りごとも、
全国の人々の困りごとも、
解決する仕事。

開発本部第六開発部
プロジェクトリーダ

私が担当する社会基盤システムのプロジェクトは、「困りごと」を起点に始まります。老朽化して使いづらい、法改正に対応しないといけないなどのケースです。このままでは、お客様の事業そのものが立ち行かなくなってしまう。それほどまでに深刻なケースが少なくありません。そんな困りごとをお客様と相談しながら解決に導いていくことは、非常にやりがいを感じます。

 

社会基盤システムの仕事は、お客様の先にいる全国のユーザーの困りごとを解決する仕事でもあります。そういう意味では、セックは電気や水道と同じように、社会を円滑に回すために必要不可欠なライフラインを提供していると言えます。今後は、全国規模のシステムをゼロから作るような仕事に挑戦していきたいですね。

期待を絶対に裏切らない。
そんなプロ意識が、最大の強み。

期待を絶対に裏切らない。
そんなプロ意識が、最大の強み。

開発本部第五開発部
テクニカルマネジャー

セックが携わるのは、難度の高いプロジェクトばかりです。同業者がリタイアした案件を引き継ぐこともあれば、国家プロジェクトに参画することもある。「セックさんの評判を聞きました。困っているから、相談に乗ってほしい」。お客様からそんな声が寄せられます。困難な仕事を乗り越える原動力は、「お客様の期待を絶対に裏切らない。何があっても貢献してみせる」というプロ意識。研修で学ぶわけではなく、文化として根付いていることが、セック最大の強みだと考えます。

 

私たちの仕事に対する高いご評価は、ありがたい限りです。あるとき参加したお客様の忘年会では、感謝のメッセージが入ったケーキをいただきました。今後も、期待に応えつづける会社でありたいと思います。

依頼内容そのものを見つめ直す。
すべては、課題解決のために。

依頼内容そのものを見つめ直す。
すべては、課題解決のために。

開発本部第一開発部
部長

セックの存在意義は、お客様の課題を解決すること。ですが、いただいた依頼内容に沿った提案をすることが、常に正解とは限りません。提示された仕様通りに開発した結果、かえって満足度を下げてしまう。そんな苦い経験が昔、実際にあったからです。この反省を踏まえ、ある業務改善プロジェクトでは現場見学からユーザーインタビュー、さらには業務体験まで実施しました。お客様と二人三脚で丁寧に仕様調整をした結果、2~3日かかっていた作業は数時間程度へと削減。このプロジェクトは社内表彰されたそうです。

 

嬉しいことに、十数年経った今でもそのシステムは活躍しているとのこと。お客様のお役に立てたと、心から実感できた案件です。

200年後も、
子孫に語り継がれる仕事を。
そこに、人生を賭けたい。

200年後も、
子孫に語り継がれる仕事を。
そこに、人生を賭けたい。

開発本部研究企画室
室長・執行役員

2010年5月18日、金星探査機あかつきの打ち上げ当日。相模原のプロジェクト拠点は熱気に包まれていました。スタッフはもちろんですが、驚くべきは、早朝にもかかわらず沿道に集まった一般の方々の姿です。種子島での打ち上げが、どうか成功しますように。当時、運用室にいた私は、言いようのない一体感にしびれました。これがまさに、日本の未来を背負ったプロジェクトなんだと。

 

あの興奮から十数年。後世に残る仕事をやりきることが、今の夢です。そのひとつが宇宙入植への挑戦。まずは、月面にロボットを打ち上げます。200年後、自分の子孫がこのチャレンジを誇りに思ってくれたら、それだけで人生を賭けた意味がある。そう思いませんか?