200年後も、
子孫に語り継がれる仕事を。
そこに、人生を賭けたい。

開発本部研究企画室
室長・執行役員

2010年5月18日、金星探査機あかつきの打ち上げ当日。相模原のプロジェクト拠点は熱気に包まれていました。スタッフはもちろんですが、驚くべきは、早朝にもかかわらず沿道に集まった一般の方々の姿です。種子島での打ち上げが、どうか成功しますように。当時、運用室にいた私は、言いようのない一体感にしびれました。これがまさに、日本の未来を背負ったプロジェクトなんだと。

 

あの興奮から十数年。後世に残る仕事をやりきることが、今の夢です。そのひとつが宇宙入植への挑戦。まずは、月面にロボットを打ち上げます。200年後、自分の子孫がこのチャレンジを誇りに思ってくれたら、それだけで人生を賭けた意味がある。そう思いませんか?