生産現場で使用されている配送ロボットを工場内に配置したサーバにより遠隔で操作するシステムを自律移動型ロボット協働パッケージ「RTakt」で実現しました。

導入の目的 

従来の生産現場では、作業者が生産指示書に従って、生産に必要な部品を在庫置き場まで何度も取りに行く必要があり、作業効率の低さが課題となっていました。配送ロボットとRTaktを導入することで、部品を搭載した配送ロボットを作業者が必要とするタイミングで必要な場所に呼び出すことができるようになり、作業効率を向上させることができました。

システム構成  

生産現場では機密性の高い情報を取り扱うため、外部(インターネット)への通信を行わず、工場内に設置されたサーバとロボットで通信をする構成となっています。また、連休や長期休みなどの工場内の電源停止後に稼働再開する場合に備え、すべての機器の電源を入れるだけで利用が再開できるように設定されています。