VPPとは、「Virtual Power Plant」の略称で「仮想発電所」を意味します。
太陽光や風力などの再生可能エネルギーの普及により、エネルギーの分散が進んでいます。VPPは、分散した小規模なエネルギー資源を効率的に統合し、ひとつの発電所であるかのよう制御することで安定した電力供給を可能にします。
国内の電力会社においても、再生可能エネルギーの有効利用と効率的なエネルギーマネジメントのためにVPPを導入し、太陽光発電や風力発電などを統合管理する動きが見られます。
セックでは以下のようなシステム開発を通じて、エネルギーの効率向上と社会の持続可能な発展に貢献しています。
- リソースアグリゲータ(RA)保有のエネルギーリソースに対して電力需要の解離をリアルタイムで検知・制御し、電力需要パターンの制御・管理を行うアグリゲーションコーディネータ(AC)向けシステム
- 太陽光発電・風力発電等の再生可能エネルギーを利用し、インバランス回避を行うための、発電量・電力需要の管理を行うシステム

出典)経済産業省 資源エネルギー庁「エネルギー・リソースアグリゲーション・ビジネスハンドブック」
https://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/advanced_systems/vpp_dr/files/erab_handbook.pdf