2022年2月4日
株式会社セック
株式会社セックは、Flight Software Workshop 2022(2022年2月7日~10日、オンライン開催)において、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)と共同で下記の宇宙ロボットに関する技術解説を行います。
- ROS and cFS System (RACS)
セックは、宇宙ロボット向けミドルウェアの研究開発に、2012年度からJAXAと共同で取り組んでいます。
ロボットを制御するソフトウェアプラットフォームとして、ROS(Robot Operating System)が広く使われていますが、ROS用に作られたロボットアプリケーションは、宇宙機用のプラットフォームでそのまま動作させることができません。そこで、NASAゴダード宇宙飛行センターが開発した宇宙機ミドルウェア「cFE」でROSアプリケーションを動作可能にするコンバータと通信ブリッジ(RACS)を開発し、より効率的に宇宙ロボットを開発できる環境の構築に取り組んでいます。
今回の講演では、次世代宇宙機用ボードへの「RACS」の移植や、ROSの後継となるROS2への適用、国際宇宙ステーションの宇宙ドローンロボット「Int-Ball2」での検証計画などについて解説する予定です。
IEEE Aerospace ConferenceにてJAXAと共同で宇宙ロボットに関する論文発表を行います(2021年3月4日)
https://www.sec.co.jp/ja/news/news-2110743978825130726.html
ROSCon JP 2018にてJAXAと共同で宇宙機でのROS活用に関する講演を行います(2018年8月31日)
https://www.sec.co.jp/ja/news/news-183423839127881593.html
宇宙機でのROS(Robot Operating System)の利用に関する論文発表を行います(2018年5月18日)
Flight Software Workshop 2022
http://flightsoftware.jhuapl.edu/workshop/FSW2022
国立研究開発法人 宇宙航空研究開発機構(JAXA)