2021年3月4日
株式会社セック

 

 株式会社セックは、IEEE Aerospace Conference(2021年3月6日~13日、オンライン開催)において、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)と共同で下記の宇宙ロボットに関する論文発表を行います。

  • ROS and cFS System (RACS): Easing Space Robotic Development

 セックは、宇宙ロボット向けミドルウェアの研究開発に、2012年度からJAXAと共同で取り組んでいます。

 ロボットを制御するソフトウェアプラットフォームとして、ROS(Robot Operating System)が広く使われていますが、ROS用に作られたロボットアプリケーションは、宇宙機用のプラットフォームでそのまま動作させることができません。そこで、NASAゴダード宇宙飛行センターが開発した宇宙機ミドルウェア「cFE」でROSアプリケーションを動作可能にするコンバータと通信ブリッジを開発しました。ROSアプリケーションを宇宙機に活用できるようにすることで、より効率的に宇宙ロボットを開発できる環境の構築に取り組んでいます。

関連ニュース

ROSCon JP 2018にてJAXAと共同で宇宙機でのROS活用に関する講演を行います(2018年8月31日)

https://www.sec.co.jp/ja/news/news-183423839127881593.html
 

宇宙機でのROS(Robot Operating System)の利用に関する論文発表を行います(2018年5月18日)

https://www.sec.co.jp/ja/news/news-4882684745911650389.html

関連リンク

IEEE Aerospace Conference

https://aeroconf.org/
 

国立研究開発法人 宇宙航空研究開発機構(JAXA)

http://www.jaxa.jp/