2019年10月10日
株式会社セック

 

 株式会社セックは、東海大学チャレンジセンター・ライトパワープロジェクトのソーラーカーチーム(東海大学ソーラーカーチーム)にMR技術で協力しています。

 

 MR(Mixed Reality、複合現実)とは、HMD(ヘッドマウントディスプレイ)やスマートフォンなどのデバイスを通して、様々なデジタル情報を現実空間上に投影するリアリティ技術の一つです。セックはJAXAと共同で「MR技術を用いた次世代可視化の検証」をテーマに研究を進めており、宇宙機や航空機開発分野での研究成果を可視化するための技術の開発に取り組んでいます。

 

 東海大学ソーラーカーチームは、省エネルギー技術を駆使した電気自動車やソーラーカーの製作・設計に取り組んでおり、世界最大級のソーラーカーレース「ブリヂストン・ワールドソーラーカーチャレンジ」では連覇を達成しています。

 ソーラーカーの車体の設計においては、いかに空気抵抗を減らし、少ないエネルギーで走行できる車体にできるかが重要です。そこで、空力特性を解析・評価するためのシミュレーションへのMR技術の適用に、セックが協力することになりました。MR技術の適用により、シミュレーション結果を可視化するとともに、複数の開発者が3D空間でシミュレーション結果を共有することが可能になり、ソーラーカーチームの開発効率の向上に貢献しています。

関連ニュース

「Microsoft Mixed Realityパートナープログラム」のパートナー認定を取得しました(2018年5月23日)

https://www.sec.co.jp/ja/news/news-6684630954599957733.html

 

JAXAと「MR技術を用いた次世代可視化の検証」について共同研究を開始します(2017年8月22日)

https://www.sec.co.jp/ja/news/news-3776829513463063573.html

関連リンク

東海大学ソーラーカーチームFacebook

https://www.facebook.com/tokaisolarcar
 

ブリヂストン・ワールドソーラーチャレンジ

https://www.worldsolarchallenge.org
 

[Car watch] 東海大学、新型「Tokai challenger」を公開した「2019 ブリヂストンワールドソーラーチャレンジ」参戦発表会

https://car.watch.impress.co.jp/docs/news/1205146.html
 

セックのMixed Reality(複合現実)技術への取り組み

https://www.sec.co.jp/ja/rd/mr.html