2017年08月22日
株式会社セック

 

 株式会社セックは、日本の宇宙・航空開発を技術で支える中核的実施機関である国立研究開発法人 宇宙航空研究開発機構(JAXA)とMR技術に関する共同研究を開始します。

 

共同研究テーマ:「MR技術を用いた次世代可視化の検証」

 

 VR(Virtual Reality:仮想現実)、AR(Augmented Reality:拡張現実)、MR(Mixed Reality:複合現実)に代表されるリアリティ技術は、近年、エンターテインメント分野だけでなく製造業や物流業など様々な分野で利用されています。特に、MR技術は仮想空間と現実空間を融合する技術であり、航空機訓練や教育などの場面で実用化が進められています。
 JAXAでは、航空技術、宇宙開発等の研究を行うためのスーパーコンピュータシステム(JSS2)が運用されています。JSS2では、計算・ストレージ資源を利用者に提供するだけでなく、プログラム製作支援や数値シミュレーション結果の可視化支援といったサポートも行われており、利用者の研究成果に貢献しています。
 本研究では、数値シミュレーション結果や研究知見など様々な研究成果を、MR技術を用いて装着デバイスに連鎖的に投影することで、研究スタイルの変革を目指すと共に次世代の可視化技術の適用可能性を検証します。

関連リンク

国立研究開発法人 宇宙航空研究開発機構(JAXA)

http://www.jaxa.jp/

 

JAXA スーパーコンピュータシステム(JSS2)

https://www.jss.jaxa.jp/