
株主の皆様には、平素より格別のご支援を賜り厚く御礼申しあげます。
進化したAIがシステムに取り込まれることが当たり前になり、国や企業の競争力がソフトウェアで決まる「ソフトウェアが主役の時代」すなわち「ソフトウェアで価値を再定義する時代」が本格化してきました。このような時代において、当社はサイエンスを支えるエンジニアリング力を窮めることにより、お客様満足度を高め、ビジネスの高付加価値化を目指しております。このエンジニアリング力を高めるためには、高度な技術力に加えて、豊富なドメイン知識を活用し、お客様固有の課題を可視化した上で、クロスインダストリーの視点から解決策を提案することが重要です。サイエンスの知識を持った優秀な人材を採用し、研究開発に注力することで、競争力を高めてまいります。
今期の重点テーマは引き続き「先端技術を窮め、オープン・イノベーションで事業成長を目指す」と設定しました。当社単独の研究開発だけでなく、大学、国や民間企業の研究機関、ハードウェアベンダとの最先端技術でのアライアンスを積極的に推進してまいります。
特に、AIや量子コンピューティング、エッジコンピューティング、デジタルツイン、ロボティクス、XR(クロスリアリティ)、BMI(Brain-machine Interface)などの研究に注力してまいります。
今後も「社会の安全と発展のために」を会社理念とするリアルタイム技術専門会社として、更なる企業価値の向上に努めてまいります。
株主・投資家の皆様におかれましては、当社事業についてより一層のご理解をいただき、ご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
2025年6月26日
代表取締役社長 櫻井伸太郎