次世代エネルギー・社会システム実証事業の成果報告書が公開されました

「次世代エネルギー・社会システム実証事業」は経済産業省が実施している事業です。
　セックは実証地域のひとつである豊田市の「豊田市低炭素社会システム実証プロジェクト」に参画し、その成果を報告いたしました。

　豊田市では、家庭内エネルギーはもちろんのこと、交通や商業施設も含めた生活圏全体でエネルギー利用を最適化する社会システムの構築に向けた実証実験が進められてきました。
　セックは本プロジェクトにおいて、商業施設と商業施設に不可欠なロジスティクスを含めた蓄電複合システムを有効活用することで、業務用分野での低炭素化の可能性を実証及び検証し、再生可能エネルギーの利用拡大とエネルギーの地産地消モデルの実現に向けた技術開発を行ってきました。
　その結果、平成23年度から26年度までの実証実験期間全体を通して、商用車で年間2.6t、商業施設で年間3.1tのＣＯ２削減を達成することができました。