2022年12月05日
株式会社セック

 

 株式会社セックは、公益社団法人計測自動制御学会主催の「計測自動制御学会システムインテグレーション部門講演会(SI2022)」(2022年12月14日~16日、幕張メッセ国際会議場)において、下記の論文発表を行います。

  • 複合現実技術を用いたロボットアームのための動作教示および仮想配置システム

 ロボットの運用には、その動作を定義する「動作教示」という工程が伴います。ロボットアームのように可動部が多い部位の場合、アームを曲げる角度や軌道など、繊細な動作の定義が必要になります。とりわけ、人と協働するロボットにおいては、人が活動する、変化が生じやすい環境での動作が求められます。このため、ロボットの動作の変更が頻繁に必要となり、動作教示のコストの増加が課題となります。
 そこで当社では、研究開発の一環として、動作教示に複合現実(MR:Mixed Reality)技術を用い、直感的かつ簡便に、ロボットアームへの動作教示が可能となるシステムの検討を行いました。本論文では提案システムの内容と検証結果、今後の展望について発表します。

関連リンク

第23回計測自動制御学会システムインテグレーション部門講演会(SI2022)

https://sice-si.org/si2022/index.php