2021年8月20日
株式会社セック

 株式会社セックは、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)が主催する、第2回「きぼう」ロボットプログラミング競技会に協賛しています。昨年開催された第1回大会の決勝大会に引き続き、協賛することになりました。

 

 「きぼう」ロボットプログラミング競技会(以下、Kibo-RPC: Kibo Robot Programming Challenge)は、国際宇宙ステーション(以下、ISS : International Space Station)内のドローンロボット(Astrobee/NASA、Int-Ball/JAXA)を動かすプログラムを開発し、与えられた課題を解決する速さと正確性を競う、学生向けの国際的なプログラミング競技会です。

 

 2021年6月から7月にかけて、アジア太平洋の11ヶ国・地域で予選が行われ、予選を勝ち抜いた各国の代表チームが9月に開催予定の軌道上決勝大会に挑戦します。軌道上決勝大会は、ISSの「きぼう」日本実験棟内で実際のドローンロボットを使用して開催され、各国代表チームの学生たちがオンラインで参加します。なお、決勝大会は、星出宇宙飛行士のISS滞在期間中の実施が予定されています。

 

 セックは2019年度より、本競技会において学生たちがプログラム開発で利用するソフトウェアプラットフォームやポータルサイトの開発と運用に携わり、各国の予選会の支援業務にも従事してきました。本プログラミングコンテストへの協賛を通し、今後も、若いロボットエンジニアの育成と宇宙でのロボット技術の活用推進に貢献してまいります。

 

予選ラウンド・プログラミング決勝大会

 2021年7月18日、ISSでの決勝大会に先駆けて、当社が開発を担当したシミュレーション環境での第2回「きぼう」ロボットプログラミング競技会プログラミング決勝大会が開催されました。プログラミング決勝大会では、アジア・太平洋地域の各国・地域で開催された国内予選を勝ち抜いた代表チームが、シミュレーション環境下で戦略とプログラミング技術を競いました。この結果に基づいて、「きぼう」船内の実環境でAstrobeeロボットを用いた軌道上決勝大会を9月に行う予定です。

関連リンク

Kibo-RPC ポータルサイト(JAXA)

https://jaxa.krpc.jp/index_ja.html

Kibo Robot Programming Challenge (Kibo-RPC)(JAXA)

https://iss.jaxa.jp/en/kuoa/krpc/

国立研究開発法人 宇宙航空研究開発機構(JAXA)

https://www.jaxa.jp/

関連ニュース

第1回「きぼう」ロボットプログラミング競技会が開催されました(2020年11月9日)

https://www.sec.co.jp/ja/news/news-2155582625935834380.html

第1回「きぼう」ロボットプログラミング競技会に協賛します(2020年9月30日)

https://www.sec.co.jp/ja/news/news6194215174553563065.html