2025年11月4日
株式会社セック
株式会社セックは、第69回宇宙科学技術連合講演会(2025年11月25日~28日、札幌コンベンションセンター)において、 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)と共同で下記の宇宙ロボティクスに関する口頭発表を行います。
- Int-Ball2を利用したROSとcFSを接続するRACS2の軌道上実証
「RACS2」はJAXAを中心に開発が進められている、民間ロボット研究者の参入を促す宇宙機ソフトウェア環境で、地上ロボット向けミドルウェアのROS2と宇宙機向けミドルウェアのcFS(core Flight System)を連携させた宇宙ロボット向けソフトウェアフレームワークを提供しています。
2025年5月、「RACS2」が提供するROS2とcFS間の通信ブリッジソフトウェア「RACS2 Bridge」を国際宇宙ステーション船内ドローン「Int-Ball2」へ搭載し、実際にInt-Ball2を船内で飛行させながら、ROS2とcFS間のリアルタイム通信の軌道上実証が行われました。本発表では、その実証の概要と得られた成果について紹介します。
第69回 宇宙科学技術連合講演会
「ROS2 and cFS System (RACS2) Bridge」ソフトウェア、ISS船内の自律カメラロボット「Int-Ball2」で軌道上実証に成功(JAXAニュースリリース)