2023年11月6日
株式会社セック

 

 株式会社セック・フェローの長瀬雅之が国立大学法人九州工業大学の特命教授に任命されました。

 

 当社は九州工業大学などとともに、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 (NEDO)の「高効率・高速処理を可能とする AI チップ・次世代コンピューティングの技術開発」事業において、テーマ「ニューロモルフィックダイナミクスに基づく超低電力エッジAIチップの研究開発とその応用展開」に取り組んでいます。

 本事業はエッジAIチップを開発するだけでなく、開発したエッジAIチップをエッジデバイスとしてロボットやIoT分野へ適用することを目指しており、実用化にあたっては産学官の連携が求められます。このような背景から、研究成果の実用化・事業化検討及び検討に関わる営業活動を、九州工業大学の特命教授として進めてまいります。

株式会社セック フェロー

長瀬 雅之(ながせ まさゆき)

 

1985年入社。「すざく」「ひので」などの科学衛星搭載ソフトウェアの開発でプロジェクトリーダを務める。

2001年宇宙先端システムビジネスフィールド担当マネジャー。2003年からサービスロボット用ソフトウェアの研究開発に着手する。

2006年開発本部第四開発部長。日本ロボット工業会・次世代ロボット知能化プロジェクト標準化委員会委員、日本ロボット学会理事などを歴任し、当社ロボット分野のビジネスを牽引する。計測自動制御学会システムインテグレーション部門2012年度技術業績賞を「ロボット用ソフトウェアの普及と安全認証取得RTMの開発・販売」で受賞するなど、RTミドルウェアの開発・普及貢献での受賞多数。

2016年執行役員、開発本部研究企画室長。豊橋技術科学大学工学部・非常勤講師(組込システム)。エッジデバイスとしてFPGAに着目し、2017年に九州工業大学生命体工学研究科の田向権教授と共同研究「知能処理の回路化とロボットプラットフォームへの適用」を開始する。 

2022年フェロー就任。 

著書として「高位合成によるFPGA回路設計」(2022年、森北出版)、「RTMではじめるロボットアプリ開発」(2015年、工学社)などがある。

関連リンク

国立大学法人 九州工業大学

https://www.kyutech.ac.jp/

長瀬 雅之さんが九州工業大学 特命教授に任命されました(九州工業大学大学院生命体工学研究科 人間知能システム工学専攻 田向研究室)

https://www.brain.kyutech.ac.jp/~tamukoh/2023/11/01/長瀬-特命教授が着任しました/

関連ニュース

NEDO「高効率・高速処理を可能とするAIチップ・次世代コンピューティングの技術開発」の委託先に採択されました

https://www.sec.co.jp/ja/ir/news/auto_20220422526036/pdfFile.pdf