2015年05月18日
株式会社セック

 

 セックは、神奈川県平塚市博物館で開催された平成26年度春季特別展「天変地異-平塚周辺の自然災害」(2015年3月11日~5月10日)に、当社のBeacon技術を適用した、展示説明支援システムを提供しました。

 

 本システムは、近距離無線通信技術のひとつであるBeaconとタブレット端末(iPad/iOS)を活用したものです。タブレットを持った来館者や説明ボランティアが、Beaconが設置された様々な展示物に近づくだけで、音声や画像などで展示物の詳細情報をタブレットから得ることができます。展示物に関連する収蔵資料の紹介などにも応用できるため、博物館をはじめ、美術館など様々な文化施設への展開が可能です。

Beacon(ビーコン)技術のご紹介

 Beaconとは、Bluetooth Low Energyを用いた近距離無線通信技術です。小型・省電力でネットワークなどの配線を必用としないデバイスのため、どこにでも手軽に設置することができます。Beaconが発する信号をスマートフォンやタブレットが受信することで、近くにあるBeaconとの距離を検出し、対象物と連動した情報を表示するなどのシステムの構築が可能です。
 セックでは、屋内位置情報サービス、運輸管理システム、動態分析システムなど、Beacon技術を活用した様々なシステムの開発を行っています。勤怠管理などの法人向けシステム、見守りやO2O(Online to Offline)といった消費者向けサービスへの展開にも取り組んでまいります。

関連リンク

平塚市博物館

http://hirahaku.jp/