背景と目的

ブロックチェーンは仮想通貨ビットコインの中核技術の一つとして2008年に誕生し、金融領域への活用が広がりました。現在では非金融領域にも活用されるなど、ビジネスモデルが進化しており、当社ビジネス領域への適用可能性を探求するため研究開発を進めています。

適用事例

デジタルデータの改ざん検知サービス

セックの顧客である、野村IR様のクラウドCMSサービス「ShareWith」において、導入企業全Webサイトの改ざん検知をいかに正確かつ効率的に実施するかという課題に対して、ブロックチェーン技術を活用したサービス提案を行い、2023年5月からサービス提供を行っています。

改ざん検知の一般的な仕組みとしてハッシュ値比較の手法がありますが、従前の方法ではHPだけでなく改ざん検知システムに保存されているデータ自体が改ざんされる可能性がありました。本システムでは、ブロックチェーンを活用することで改ざん検知システム側のデータが改ざんされるリスクを軽減し、より高い信頼性を持つ改ざん検知システムを実現しています。