社会基盤分野 / S.S.


あらゆるシステムは、“人間味”のかたまりでした。


入社以来、最も長く携わっているのが、水素エネルギーを活用したエネルギーマネジメントシステム。まだ日常生活において馴染みの薄いものの、多くの可能性を秘めているこのエネルギーを、家の中で無駄なく運用するための“司令塔”となるシステムを開発しています。つまりは、最近話題のIoTを駆使した「スマートホーム」、「スマートシティ」の研究開発が、私の仕事。屋内外の機器との連携をテストするため、実際に水素や家電を使いながら住宅内で試験を繰り返す。その工程はとても楽しいものがありますね。

 

さらには、複数の住戸間で情報や電力をやりとりし、地域で電力を効率的に利用するべく、システム拡張にも挑戦。よりエコロジーな住まいや都市が当たり前となる近未来を想像し、ひと足お先にその光景を覗いているようで、ワクワクします。…という具合に、日々、開発を楽しんでいる私ですが、正直にお話しすると、入社当時は“IT”や“デジタル”に対して良い印象がなく、「なんだか不可解で人間味が薄いもの」という印象を漠然と持っていました。だからこそ、その実態をこの目で見てみようと就職先に選んだのですが、結論から言うと、あらゆるシステムは“人間味”のかたまりでした。

 

たしかに、それは0と1でつくられた世界かもしれない。でも、すべてのシステムは、もっと社会が豊かになるように、世の中が発展するように、人が幸せになるようにという願いを込めてつくられている。エンジニアとして、今、そう思うようになりました。これから先、「私はこれをやりたい!」と言い切れるほどの目標はまだありませんが、そんな想いを、想像力を、一生懸命詰め込んだシステムを世の中に送り出していきたいと思います。