社会基盤分野 / S.A.


“未経験”を、武器にする。


「ソフトウェアに携わることは、様々な業界に関わること。業界と業界をつなぐこと。」セックを選ぶ決め手となったのは、そんな会社説明会での社長の言葉。就職活動をするうちに様々な業界への興味が生まれ、絞りきれなくなっていた私には、魅力的な一言でした。しかし、大学で自然科学を専攻していた自分にとって、プログラミングは未知の世界。入社時の研修は、かなり苦戦しました(笑)。

 

でも、その中で身についたものがあります。それは、とにかく丁寧にモノゴトを進めること。研修中、そもそもの課題の意図の解釈を誤ったために、設計段階からつくり直すこともありました。2人1チームで行う課題では、互いの認識のズレにより、不具合が生じることもありました…。このシステムは誰がどんな目的で使用するのか。開発メンバー間の意思疎通はどうすれば齟齬が生じないか。設計書の読み取り方、メールの書き方一つにしても、常に丁寧さを心がける。未経験であればこそ、得られた特性だったと思います。部署配属後は、道路上の電光板の内容をボタン一つで切り替えるシステムなど、社会基盤系のシステムを担当。何気ない日常の中で、自分が携わったシステムが多くの人に利用されている様子を見ると、社会に役立っているんだな!と思えますね。

 

社会インフラとして、たくさんの人の生活に影響を及ぼすものであるほど、開発メンバーが多いプロジェクトほど、失敗が許されませんから、持ち前の丁寧さも活かせています。これからも、一つひとつ、着実に、丁寧に。一歩一歩、自分を、システムをつくりあげていきたい。「もし、未経験だから…」とご応募を迷われている方がいたら、「心配ないですよ!」と言いたいですね(笑)。