宇宙分野 / S.U.


無限の宇宙を、切り拓く。ソフトウェアの力で。
 

小さい頃の夢は、宇宙飛行士。でも、親に「虫歯があるから、あなたはなれないよ」って言われて、いきなり夢を刈り取られました(笑)。セックには就職活動時、宇宙に携われる会社はないか?と探していく中で、たどり着きました。セックは映画でも取り上げられた小惑星探査機「はやぶさ」のシステム開発をはじめ、金星探査機「あかつき」、太陽観測衛星「ひので」、大型天体望遠鏡の「すばる望遠鏡」など、様々な宇宙関連の開発を手がけてきた実績があります。X線観測衛星「あすか」の開発では、当時、ブラックホールの候補と言われていた星の撮影にも初めて成功。ここでなら面白い仕事ができると思いました。

 

入社後、私が開発しているのは、とある宇宙衛星のプロジェクト。機密情報のため、詳しい内容をここで話すことはできませんが、衛星のセンサやアクチュエータといった制御システムを担当しています。日々、海外各国の開発パートナーとともに一つひとつの機能をつくりあげていく…。必要となる技術知識も幅広いですし、国籍・文化の違いからくる考え方も多種多様。すべて、知らないことだらけ。毎日、新しいことだらけで、新鮮ですね。

 

セックには「ソフトウェアで社会貢献する」という理念がありますが、自分の仕事を通して、日本、そして人類の宇宙開発に貢献できるのが嬉しいです。5年後も、10年後も、宇宙開発に関わっていたい。たとえ、自分が宇宙飛行士になって、宇宙に行けなかったとしても、自分がつくったモノが、宇宙に行く。未知の宇宙を開拓していく。エンジニア人生を通して、そういう未来を楽しみ続けたいと思います。