ロボット分野 / Y.M.

 

ロボット開発の最前線を、走り続ける。
 

子どもの頃からロボットに興味があり、小学校5年からロボカップJrやWROという大会に出場していました。そんな私が就職活動でセックを選んだ理由は、面白そうだったから。セックはロボットや宇宙という先端分野に強みを持っていて、ここなら面白いことができるんじゃないかと思ったのです。最終的に、決め手になったのは会社説明会で秋山会長の「難しくてもやるんだ」という言葉。実際、自分もロボットコンテストに出場していた際、難題にぶつかることもあったのですが、あきらめずに考えていれば、必ず答えが見つかって…。そういう挑戦のマインド、DNAに共感したのを覚えています。

 

入社以来、一貫してロボットのソフトウェア開発を担当してきましたが、特に印象に残っているのは、人の日常をサポートする生活支援ロボットのデモシステムの開発です。これはとある研究機関から依頼されたプロジェクトで、ロボット全体の動きを統括する「頭脳」のような役割をもつソフトウェアを開発するのがミッションでした。

 

ソフトウェアを完全にゼロから構築することになったのですが、どんなライブラリを使ってもいいし、どんな設計をしてもいい。無限とも言える組み合わせから、最適なものを自分で選びとっていくわけです。その作業が大変でもあり、面白くもありましたね。

 

現在のロボットは、ヒトの社会生活全般を助けられるレベルまでは達してはいません。ビジネス化という側面においても、まだまだいろいろな障壁が目の前に立ちはだかっています。でも、あきらめちゃだめなんです。ロボットをつくっている僕たちエンジニアがあきらめてしまったら、ロボットの社会実装は絶対に進みません。これからもエンジニアとして、ロボットと挑戦を続けたい。ロボット開発の最前線を、走り続けていきたいと思います。ロボットが当たり前にいるような「少し先の未来」をつくるのは、僕たちですから。