「きぼう」ロボットプログラミングチャレンジ(Kibo-RPC)への支援
株式会社セックは、「きぼう」ロボットプログラミング競技会(Kibo-RPC)への支援を通じて、次世代のロボットエンジニア育成に貢献する活動を行っています。
「きぼう」ロボットプログラミング競技会(Kibo-RPC)は、国際宇宙ステーション(ISS : International Space Station)内のドローンロボットを動かすプログラムを開発し、与えられた課題を解決する速さと正確性を競う、学生向けの国際的なプログラミング競技会です。
参加者はプログラムの開発を通して、科学技術、工学、数学のスキルを磨くことができます。
また、世界各国・地域からの参加者同士で国を超えた交流を行うことで、グローバル人材としての能力を身につけることができます。

この競技会では、各国・地域で開催されるシミュレータを用いた予選を勝ち抜いた代表チームで決勝大会が開催されます。
決勝大会はISS「きぼう」日本実験棟内で実際にドローンロボットにプログラムをインストールして行われます。

国際宇宙ステーション(ISS)での決勝大会の様子
この競技会は2020年から毎年開催されており、これまで10以上の国と地域から延べ3000人以上が参加しています。

第3回Kibo-RPC優勝チーム
セックは2019年度より、Kibo-RPCに協賛するとともに、Kibo-RPCに参加する学生たちがプログラム開発で利用するソフトウェアプラットフォームやポータルサイトの開発と運用に携わり、各国の予選会の支援業務にも従事してきました。
また、Kibo-RPCの内容を小学生向けにアレンジし、子供向けプログラミング言語の「Scratch」で手軽に体験できる講座の開催も行っています。
セックは創業以来、宇宙分野のソフトウェア開発を行っています。
「はやぶさ2」をはじめとする惑星探査機や科学衛星搭載システム、ISS「きぼう」日本実験棟関連システムを含め、数多くを手掛けています。
宇宙ロボットでは、ISSで活動する宇宙飛行士を支援する船内ドローンである「Int-Ball2」のシステム統合ソフトウェアや、ISS「きぼう」日本実験棟のJEMRMS(JEM Remote Manipulator System:「きぼう」ロボットアーム)運用管理プラットフォームの開発等に携わっています。
近年の取り組みについて、下記ニュースリリースをご覧ください。
- 国際宇宙ステーション船内ドローン「Int-Ball2」の システム統合ソフトウェアおよび地上運用支援システムを開発しました (2023/6/20)
- フロンティアビジネス研究会 公開シンポジウム「宇宙開発の未来共創2023 民間主導の月経済圏の実現に向けて」に登壇します (2023/6/12)
- 宇宙科学技術連合講演会にてJAXAと共同で「きぼう」ロボットアームの運用の自動化・効率化について論文発表します (2022/10/24)
- アストロスケールとセック、ADRAS-Jに関するマーケティングパートナーシップを締結 (2022/8/2)
- JAXAより 国際宇宙ステーション「きぼう」日本実験棟の利用ミッション推進で感謝状を贈呈されました (2022/4/1)
- JAXA「はやぶさ2プロジェクト」より感謝状を贈呈されました (2022/1/31)
- IEEE Aerospace ConferenceにてJAXAと共同で宇宙ロボットに関する論文発表を行います (2021/3/4)
- 名古屋 航空・宇宙機器 開発展にてJAXAとの共同研究成果を報告します (2020/9/4)
- JAXAと共同で運用中の宇宙機における故障予兆検知の実用性検証を開始しました (2019/10/10)
- 日本地球惑星科学連合2019年大会にて「NICT宇宙天気予報センターにおける宇宙天気予報担当の業務」について講演します (2019/5/14)
- 日本地球惑星科学連合2019年大会にて「ひまわりリアルタイムWebの国際展開」についてポスター発表します (2019/5/14)
- 宇宙科学情報解析論文誌に論文「機械学習を用いた宇宙機の故障の予兆検知」が掲載されました (2019/3/13)
- ROSCon JP 2018にてJAXAと共同で宇宙機でのROS活用に関する講演を行います (2018/8/31)
- 宇宙科学情報解析シンポジウムにて「機械学習を用いた宇宙機の故障検知」について講演します (2018/2/8)
Kibo-RPC ポータルサイト(JAXA)