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「XMLベースのベクトル地図配信サービス」及び「ザウルス向けベクトル地図ブラウザソフトウエア」の開発について

2004年06月16日
株式会社セック

 株式会社セック(代表取締役社長:矢野恭一)は、KDDI株式会社(代表取締役社長:小野寺正)、株式会社KDDI研究所(代表取締役所長:浅見徹)、株式会社昭文社(代表取締役社長:青柳栄次)と共同で、この度、「XML(Mobile SVG Profiles:SVG Tiny)(注)ベースのベクトル地図配信サービス」及び「XML(Mobile SVG Profiles:SVG Tiny)ベースのベクトル地図を表示する携帯端末向けのブラウザソフトウエア」を開発いたしました。

 この「XML(Mobile SVG Profiles:SVG Tiny)ベースのベクトル地図配信サービス」及び「携帯端末向けのブラウザソフトウエア」は、W3C(World Wide Web Consorsium)によって策定されている2次元ベクトルグラフィックスの標準フォーマットであるSVG Tinyに準拠しています。なお、本ソリューションは、財団法人データベース振興センターのgコンテンツ流通協議会が推進する「goSVG(GXML over SVG)」仕様(W3Cで国際標準として規格化されているSVGに、G-XML拡張を追加したもの)にも準拠しています。

 携帯端末機器は、プロセッサの速度、メモリ容量、サポートされる色等において異なる特徴を持っているため、これらに最適な条件を設定した水準のプロファイル「SVG Tiny(SVGT)」に準拠したソリューションを提供することは難しいとされてきました。この課題に対して、株式会社セックでは、株式会社KDDI研究所の指導を受けながら、SVG Tiny(SVGT)に準拠したブラウザの開発に成功し、成果をSAPアプリケーションが動作するモバイル端末として高い評価を得ているザウルス(シャープ株式会社)にポーティングし、様々なリアルタイム系とノンリアルタイム系のベクトル地図の効率的、最適化されたレンダリング処理を実現することに成功しました。

 本ソリューションの特徴は以下の通りです。

  • ・ シャープ株式会社の VGA搭載ザウルス上で、ベクトル地図の描画を実現。
  • ・ 低コスト(導入及びランニングコストの低減)で鮮度高いベクトル地図の活用を実現。
  • ・ SVG1.1準拠の地理座標をサポート、本格的なモバイルGISを実現。
  • ・ 1/10,000、1/25,000 など複数縮尺の自動切替を実現。
  • ・ 通信がない環境でも見たい時にいつでも表示できる環境を実現。
  • ・ XML-SVG(W3C標準)地図ビュアと昭文社コンテンツの強力シナジーの実現。
  • ・ ズーム、スクロールで地図を自動的に補完するシームレスビューの実現。
  • ・ 他のコンテンツサービスの情報を地図に重ね合わせて表示できるハイパーレイヤリングの実現。
  • ・ 画面クリックで周辺住所表示等、きめ細かなカスタマイズに迅速対応を実現。
  • ・ ザウルスをはじめとする各種PDA、携帯電話、車載器、PC等の各種ユビキタス端末向けのSVGブラウザを提供。

 なお、「XML(Mobile SVG Profiles:SVG Tiny)ベースのベクトル地図配信サービス」及び「携帯端末ザウルス向けのブラウザソフトウエア」は、SAPジャパン株式会社のご厚意により、6月17日(木)~18日(金)に、東京国際フォーラムで開催される「SAPPHIRE '04」のSAPメインシアター横の「Touch & Try エリア」にて、SAPアプリケーションに対応する最新のモバイル端末向け製品として提示公開して頂くことになりました。是非この機会に、Touch & Try エリアにお立ち寄りください。

(注)
SVG(Scalable Vector Graphics):W3Cで国際標準として規格化されたXMLベースのグラフィックスフォーマット。モバイル向けサブセットとして「Mobile SVG Profile:SVG Tiny and SVG Basic」が規格化されている。

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